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銭湯大使にフォローして浴場の魅力を感じる!

フランス女性Stephanieは、日本銭湯のガイドに変身

テキスト / Stephanie Crohin
編集 / 郭慧
写真提供 / Stephanie Crohin

日本の文化を深く体験したいなら、自ら銭湯を訪れたほうが一番よい。銭湯に入ることは健康だけでなく、貴重な文化遺産への理解にも役立つ。私にとって、銭湯は五感を吸引する場所だ。

Stephanie Crohinは長年にわたって日本の錢湯を訪ね、日本銭湯文化協会によって指名された初の公式銭湯大使である。

3種類の銭湯を訪れ、銭湯の魅力を感じる

日本の銭湯はそれぞれの特徴がある。数え切れないほどの銭湯を訪れた後、私は銭湯を3種類に分けた。第1種類は、古風で美しい「旧式銭湯」であり、足を踏み込むと、すぐに懐かしさを感じさせる。これらの銭湯は、最も美しい外観で過去にとどまっているようだ。見上げると、富士山など地元の風景を描いた美しい壁画がある。これらの壁画は、オーナーや前世代が選んだのだ。通常、旧式銭湯は、アンティークヘアドライヤーや古いポスターなどたくさんの工芸品で飾られている。第2種類は「現代化銭湯」であり、これらの銭湯はほとんど1980年代または1990年代に改装されたもので、ヨーロッパの風景や当時の人気アートなど10年か20年前の主流スタイルを自然に思い起こさせる。この種類の銭湯では、派手なデザインまたは誇張されたデザインが見られるが、日本の銭湯にそのような陳列があると考える人はほとんどいない。第3種類は「デザイナー銭湯」であり、これらの銭湯は通常、建築家によって改装され、包括的でモダンなデザインがある。その中、ヨーロッパからインスピレーションを得たものもあれば、ファッショナブルでエレガントなものもあり、それに日本のモダンな美学が含まれている。

(撮影場所:東京.はすぬま溫泉)

銭湯に足を踏み入れ、心と体の癒しの瞬間を楽しむ

私は銭湯を3種類に分けると同時に、銭湯に入る体験から、体の汚れを洗う他に銭湯の3つの魅力も見つけた。私はそれらを「美容と健康」「コミュニティ」「芸術」と呼ぶ。

まず第一、「美容と健康」の視点から、銭湯に入ることは、体の汚れを浄化するだけでなく、体と心を若返らせることもできる。銭湯に入るとき、私たちはソーシャルメディアやメッセージ、仕事、外部からの干渉が無く、自分の体の世話をすることに集中できる。穏やかな水の音や、タイルの響き、泡の飛翔、蒸気に覆われた音など、これらのディテールが入浴者を完璧な静思状態へ導く。仕事がうまくいかないであろうと、夫との喧嘩をしたであろうと、その他の消極的な感情を持っているであろうと、銭湯に入ると、すぐにこれらの重い考えを肩から外し、リラックスした気分になる。

私の見解では、さらに重要なのは、この伝統的な銭湯は若者の体イメージにプラスの影響を与える。銭湯では、ほとんどの人は判断や比較なしに、他人に慈悲深い視線を向け続ける。銭湯で入浴することは、個人的な不安を脇に置くだけでなく、ゆっくりとあなたの外見を受け入れる。私にとって、銭湯はソーシャルメディアの「完璧なイメージ」によって引き起こされたプレッシャーを解放するように親切に思い出させる。このリラックスした気分は、お風呂だけでなく、人々からももたらされる。銭湯は、「客が自分の家に帰ったような気になれる」を感じる不思議な場所だ。

銭湯へ行って「裸の付き合い」、地元の人情味を感じる

第二、「コミュニティ」の視点から、銭湯は地元の人々と交流し、貴重な時間を一緒に過ごすのに最適な場所の1つだと思っている。銭湯で楽しむ方法はたくさんある。人間関係を探す(私の日本職場での人脈の多くは銭湯で見つかった!)も、少し静けさを楽しみたいも、静かに周りの人々とコミュニケーションしても大丈夫だ。私は日本の新たな都市に到着する度に、常に銭湯のコミュニティの利点を利用して、面白い場所や、やるべきこと、彼らの大好きな地元のレストランについて常連客や店主に問い合わせる。いかなる旅行ガイドやウェブサイトも、私がお風呂で聞いた情報ほど正確でない!

それだけでなく、銭湯は近所にとっても非常に重要だ。毎日銭湯に出向く人の多くは、孤独な人やお年寄りだ。一日中出てこない常連客がいる場合、誰かがその安全・健全を確認するために行く。今日、銭湯の役割は入浴サービスの基本的な範囲をはるかに超えているが、そのような社会的機能はしばしば過小評価されている。日本語の「裸の付き合い」は、文字通りに「裸の社交」を意味するが、「完全に正直な関係」とも言い換える。それは次の単純な事実を反映している。裸でお互いに時間を共有する。言い換えれば、銭湯は、金持ちであれ、貧乏人であれ、雇用主であれ、すべての人を歓迎する。お風呂において、私たちは同じ価値観を共有している。

(撮影場所:東京.松の湯)

(撮影場所:東京.帝国湯)                                                                              (撮影場所:東京.金春湯)

入浴場所だけでなく、芸術の宝庫でもある

「美容と健康」「コミュニティ」に加え、銭湯の魅力はさらにその目を引く美しい芸術にある。銭湯には、建築構造や庭園、バスルームでの小さなタイルなど、デザインと芸術の結晶が多く含まれている。その中、浴場の壁画は「ペキン絵」と呼ばれている。画家が1つの壁画を完成するには通常丸一日かかるので、休憩日に按配しなければならない。お風呂に湿度が高いため、壁画は1〜3年ごとに塗り直さなければならない。

テーマに関して、富士山をテーマとした壁画は伝統的な銭湯でよく見られるが、富士山の外に、様々な風景、特に周辺の絵などを楽しんで頂ける。例えば、鹿児島の銭湯では、富士山でなく、この地域で有名な火山「桜島」が見える。新潟では、私は美しいモザイクを見た。これは同県の佐渡島での伝統的な舞踊から霊感を得たのだ。また、これは日本の各地の銭湯を訪れることにより旅行への趣味を高める方法でもある。

(撮影場所:鹿児島.かごっま温泉)

(撮影場所:鹿児島.かごっま温泉)

(撮影場所:新潟.玉宅湯)

(撮影場所:新潟.玉宅湯)

(撮影場所:新潟.玉宅湯)

(撮影場所:新潟.玉宅湯)


BOX /Stephanieにフォローして銭湯に入る!


1. 千代の湯

千代の湯は、カラフルで伝統的な銭湯であり、プールでの富士山のペキン絵は銭湯絵師中島盛夫さんの作品です。男湯や女湯でも富士山壁絵の美しさが見られる。

? 東京都江戸川区平井4丁目19-7

 

 

 


2. 一乃湯

一乃湯の風格は全体的に昭和時代のイメージを保ている。地元の人たちと旅人に愛されて、とても魅力的な銭湯である。

? 三重県伊賀市上野西日南町1762

 

 

 

 


3. 横浜温泉黄金湯

黄金湯は、すばらしくて伝統的な風格のある銭湯であり、プールで富士山の景色を眺めるだけでなく、大阪城や宮島鳥居など日本の風景も楽しめる。

? 神奈川縣横浜市保土ケ谷区仏向町245-1

 

 

 

 

横浜温泉黄金湯では、お客様は富士山や大阪城、宮島鳥居など日本の風景を楽しめる。


4. はすぬま温泉

はすぬま温泉は人気のある温泉であり、店内にローマ風に装飾され、プールで様々な作品を楽しめ、おしゃれな雰囲気を味わえる。

? 東京都大田區西蒲田6丁目16−11

 

 

 

はすぬま温泉は、内部に大正ロマンス時代の風格があり、古風・ゴージャスで印象的である。


5. 吉野湯

吉野湯は2020年に改修されたが、伝統と現代を完璧に組み合わせたものとして、特に銭湯の本来の魅力を残している。バスルームには美しいモザイクタイルの床があり、これらのタイルは1つずつ手作業で作られたものだ!

? 東京都江戸川区平井4丁目23−2

 

 

吉野湯は美しいモザイクタイルの床で知られ、入浴後、魅力的な日本庭園でリラックスできる。


6. 大蔵湯

大蔵湯は、デザイナーズ銭湯であり、洗練された和風のインテリアデザインを備えて、天井から金色のモザイクタイルで作られた富士山まで、上品なディテールがいたるところにある。東京周辺では珍しいデザインです。 また、バスルームの真ん中にあるバスタブは、まるでスパスペースに来ているかのようにとても広々としており、「高級ホテル」での思い出に残る体験をお届けします。

? 東京都町田市木曽町522


7. 岡田湯

岡田湯は、モダンなデザインと美しい自然光がバスルームにあるエレガントな銭湯で、様々な植物でできた緑の楽園の装飾から「ボタニカル銭湯」と呼ばれている。岡田湯のヒノキ風呂、ナノバブルバス、男性用の屋外ホットタブをお勧めします。

? 東京都足立区関原3丁目43-2

 

 


(撮影場所:東京.金春湯)

Profile/Stephanie Crohin

彼女は南フランスに生まれ、日本文学に強い趣味を持っている。2008年、Stephanieは交換留学生として来日し、初めて銭湯文化に触れた。2012年以降、彼女は日本に定住し始め、現在、作家・写真家・講師・記者であり、日本銭湯文化協会によって指名された初の公式銭湯大使でもあり、「銭湯は小型美術館」などの著作がある。